だらだら

「新婚さんいらっしゃい」から「あたっくちゃーんす」と続く日曜の午後もまたよし。

笑いの背景

古典落語や老大家が偉くて色物や若手はクダランって? まさか、芸の範疇や方法論や演者の経歴なんぞで鑑賞するわけでもなし。 おもしろければいい。とはよくききます。ただ、人の卑しさのようなものをくすぐるのでなければ。 何をもって卑しさとなすかはまさ…

人の心

仙台にあっても、時おり放送などで耳にする落語家の語りなどを、やはり懐かしく思うのを禁じ得ませんでした。 実家にあった落語筆記本(*)など持ち出し、貪るように読んだものです。 ときあたかも就職活動厳しき折。世間の風の冷たさに、ことさら人情噺など身…

狎れぬ関係

1/6付拙稿及びコメント欄より続く。 いっとくさんが補足記事「慣れの感覚」を書いてくださってます。なるほど。芸人といっしょに育ってきたという感覚。 期待に違わぬ刺戟を受ける快感や、期待とのずれをたのしむゆとり、といったことに思い及ぶと、私にもお…

例外

たまに見る番組といえばたとえば、「笑点」大喜利とか「日本の話芸」とか「生活笑百科」とか。 昔は火曜22時からの、フィーリングカップル、でしたっけ。あれはひとりで見てよく大笑いしたものです。 芸人より素人の言動のほうがおもしろかったような気がし…

笑いの文脈

1/4付拙稿及びコメント欄より続く。いっとくさんも関連記事を書いてくださってます。 ここしばらくというもの、心の底からおかしいとかおもしろいとか、笑いのみならず思い出し笑いをさえこらえるのが苦しいとか、そんな経験はほとんどすべて日常生活の中に…

英語でおやじギャグ

思い出したのは"Charlie's angels full throttle"。3人の乙女たちの応酬を字幕から拾ってみると。ちょとおげれつですか。 Helen Zaas. That's your name? Is that Ass-tralian? You must have been the butt of every joke. Did you drive an Aston Martin? …

前言 *2補足2

ナントカ侍、昨年7/27付 コメント欄にて、lowracerさんが芸名を示唆してくださってましたね。

above my comprehension

正月在宅でも、テレビはニュースくらいしか見る気になれませんでした。 ナントカ侍って巷で流行ってるらしい。 暮れの流行語大賞とかの報道で初めて知り、大晦日の国民的?歌番組に出演したのをみて、芸の一端に接す。 なんじゃこりゃ。 まず、がなりたてる…

網羅的概観

大晦日の歌番組、文句いいながら4時間も見ちゃったわけですが。 収穫としてはこの1年、大向こう受けしたというか、大勢というか体制が是と認めた芸がどんなものであるかが網羅され、4時間で概観できたということか。 ふだんこの種の番組を視聴しないので、初…

続・浜名湖秘話

渋滞しても、いらいらしないためには落語がいちばん、ってなわけで、落語のテープも持ってったのです。 浜名湖にちなんで、柳好「鰻の幇間」、文楽「素人鰻」。大作の人情噺で圓生「百年目」など。 かとー@新川崎さんご指摘のとおり、鰻と梅は敵薬。 そのこ…