kogkog2004-02-15



牛丼の思ひ出。
初めていただいたのは大学に入った夏。
大学の町に遊びにきた友人が、お、吉野家があるじゃん、喰うべ、となった次第。
それまで、はづかしながら吉野家も知らなかったし、牛丼というものもいただいたことがありませんでした。


爾来、若きkogにとって、牛丼はハレのご馳走となりました。
当時なにせ並盛300円。しかも在学中には350円に値上げされました。
大学生協ではカレーが120円でいただけた時代です。同じく味噌ラーメンが230円、かつ丼が280円。
生協で300円超のメニューを喰うようなやつは、ぶるじょわだな、なんて白い眼でみられたりして。


ふだんは自炊か、外食なら生協。吉野家は、お金が入ったり、何かめでたいことがあったようなときに行くところでした。
さらにお金があるときは、50円追加して生卵をかけるのです。
するとすき焼きみたいな風味になって、幼い日々のハレの思い出が甦ります。
幼きkogの実家では、すき焼きとか焼肉とか、年に何回もいただく機会がなかったのでした。


消えた牛丼?
いえ、宮古駅弁「まるごとあわび弁当」の器でした。