観測気球

9/17付拙稿コメント欄にて言及の観測気球、考えてみると難しい。
というより、kog書庫における検索が現在困難を極めてるのが大きいんだけど。
CDの大半は6連奏マガジンに収めて、樹脂製の容器は廃棄してしまってるので、貸出には不適だし。
まあ、手当たり次第に見繕ってみました。


1 J.S.Bach"das musikalisches Opfer"BWV1079/Karl Richter
2 J.S.Bach Orgelwerke/Gustav Leonhardt
3 John Coltrane & Johnny Hartman impluse! AS-40
4 Herbie Hancock"maiden voyage"Blue Note ST-84195
5 Art Blakey & the Jazz Messengers"Keystone 3"
6 深町純 & the New York All Stars live
7 寿限無/山下洋輔の世界 VOL.2 廃盤?


1 バッハで1枚、というむちゃな設問を仮定した場合の回答例。Leonhardtのゆらぎ版を推したいところなれど、初心者向けにはわかりやすいRichter。
2 オルガンはWalchaのバッハ全曲集だと12枚なので、とりあえず渋い選曲の1枚。Leonhardtのオルガンは珍しい?
3 ムード音楽みたいなジャズをColtraneに代表させるのはどうかとの声がきこえてきそう。
4 現代音楽にも通ずる文脈?
5 題材をスタンダードに求めても演奏は凄まじい。この翌年、フロントのMarsalis兄弟は4のリズム隊と合体してVSOPIIとして来日。
6 ポピュラーなフュージョンの入門書になりそうな顔見世興行。’78年の東京公演実況盤。
7 日本のジャズの極みと思う。向井滋春村上秀一渡辺香津美清水靖晃らとのセッション。契約関係が複雑そうでそれゆえの廃盤か。惜しいことである。


ありあわせの割にはそれなりの品揃えになったでしょうか。
’50年代以前の膨大な資産にふれてないけど、まあそれは次の段階ということで。
もし5、7をきいてかっこいい!と思えなければ、ジャズの道は険しい?
フュージョンについては、6以外のアプローチは他にいくつもあります。
1 バッハ:音楽の捧げもの 3 ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン 4 処女航海 5 Keystone 3 6 ライヴ