個人感覚的表現

「miharuqのひとりごと」11/4付コメント欄より。

# kogkog 『ヘルメットなしの自転車はかっこ悪い。速度違反の自動車と同じくらいに。』
# kuyuさん 『昔はロードレースでも、ヘルメット着用義務はありませんでした。書籍・雑誌などで写真をよく見ますが、かっこ悪いという印象はありませんね。ヘルメットの着用が安全性を高めることについては異論はありませんが、自転車がヘルメットなしだとかっこ悪くなるという感覚につきましては私には理解できないです。また、
速度違反の自動車は違法ですが、ヘルメットなしの自転車は合法という点からも、両者を同列に扱うことには違和感があります。』

「かっこ悪い」というのはすぐれて個人感覚的な表現ですよね。あまり厳密な論理的検証を経たものではないのです。


とはいえ、ヘルメットなしの自転車と速度違反の自動車に共通して感じたものは何かと考えてみると。
ささやかな行為が危険や被害を局限しうるのにそれをしないことがかっこ悪い。
多くの人があるべき姿でないから自分もそうでいいんだという言訳がかっこ悪い。
捕まんないからいいんだという言訳がかっこ悪い。