実用十分

'92年ころ入手。赤の飛行艇のシルエットに白抜きで"Porco Rosso"とあります。
文字盤下端には「マルC　NIBARIKI・TNNG/1992」の表記。ニ馬力ですか。
LDとかについてきたのか、販売店の景品としてもらったのか、どうも定かではありません。

これが景品にして手巻きのぜんまい駆動なんです。まあ、玩具みたいなものですけど、実用には十分。
ただし、秒針を止める機能がない、ぜんまいのクラッチがない。というのは昔はあたりまえだったのかもしれません。
日本国鉄乗務員に貸与される時計に、秒針を止めて整正できる機能がついた！というのが往時画期的であったという話をきいた記憶があります。

最近の上等の時計にはクラッチがあって、巻ききると空回りしてぜんまいの切れるのを防ぐようになってるようです。
フェイルセイフかもしれないけど、巻ききったかどうかわからないのが却って不便であるような。