続「ご当地の踏み絵」

。宮城篇と群馬篇。

宮城人チェック!
● 宮崎と聞き間違えられたくない。
● 「仙台のほう」と言わないと、所在地が理解されないくらい、仙台市よりも知名度が低い県名が少し悲しい。
● 七十七銀行は、「シチシチ」と呼ぶのは常識。
● 牛タンには、必ず麦飯とテールスープをセットにしなければはじまらない。
● どら焼きはやっぱり求肥が入っていないと、なにか物足りない。
● 牛タンカレーも好き。
● ナンバースクールの意味がわかる。
● 私立より公立のほうが頭がいいと思っている。
● 仙台は東北の中枢「東北の盟主」だという自負がある。
● 中央通や一番町のアーケード内も走り回る暴走族がうるさい。
● 東北の他県はメじゃないが、札幌は常に意識している。
● 遷都にひそかな希望を抱いている。
● 宗さんの効きすぎるビブラートに心を痛めたことがある。
● 水揚げ日本一を誇る気仙沼のフカヒレは自慢だが、実は食べたことがない。
● やませが怖い。
● 好きな団子はもちろん「ずんだ」だ。
● ホヤが好物。
● やたらと多いバスがうざい。
● 実家にこけしがある。
● 桜の名所は西公園。

私のいたころには牛たんも萩の月冷やし中華もなかったけど。

群馬人チェック!
● 群馬のブランド米「ゴロピカリ」というネーミングは、カッコ悪いと思っている。
● 好きな言葉は「鶴舞う形の群馬県」。
● 方角は山を見て判断する。
● 行事が決行される合図に空砲が鳴るのは当たり前だと思っている。
● 北軽井沢が群馬県内にあるということを声を大にして訴えたい。
● 地震や台風より噴火が心配だ。
● コンビニといったらセーブオンだ。
● 群馬のおじさんは話の頭に必ず「はー」と言ってからしゃべりはじめる。
● 北関東と言っても、「栃木・茨城と一緒にしないで欲しい」と実は思っている。
● 焼き饅頭を愛している。
● 嬬恋のキャベツはそれなりに自慢。
● 高崎市民は新幹線が停車することを前橋市民に対し、優越感に浸っている。
● おきりこみを説明するとき、「山梨のほうとうと同じなんです」と言わなければならないのも悔しい。
● 語尾の「〜るん?」が、ちょっとドイツ語っぽいと、かすかな自慢。
● ラーメンはやっぱりとんこつだ。
● 登利平の鶏弁が好きだ。
● 各市町村に、公営日帰り温泉のひとつやふたつあるのは当然だと思う。
● 旅先で群馬発祥のヤマダ電機セキチューを見ると、妙に感慨深い
● 病院で治療費を精算すると「お大事なさい」と言われる。
● 文真堂書店やファミリーブックのブックカバーの本を読んでいる人を見ると微笑ましくなる。
● 嬬恋と、静岡のつまごいを一緒にされるのが嫌。
● 冬でも薄着だ。
● 群馬のキャラクター「ぐんまちゃん」のネーミングは安直過ぎると思う。
● 上毛電鉄と、上信電鉄の違いがわかる。
● 「群馬のお勧めのお土産は?」と聞かれると、答えにつまる。
● 安中榛名駅の存在理由がわからない。
● 下仁田ネギが、関西で不評であることを知らない。
● 小学生の頃「ああ野麦峠」を読んで涙したことがある。
● キャバレー・ロンドンのCM曲を歌える。
● 会話は「まあ、なんだいね」から始まる。
● 高速道路を使わずにスキーに行くことを自慢する。
● 讃岐うどんよりも水沢うどんの方がうまいと思っている。
● 黒岩さんと言えば嬬恋。

却って東京近県のほうが濃いみたい。