今は昔の乗鞍

昨日すなわち8月最後の日曜は乗鞍の日でした。
某氏の非公開日記拝読、同じ機材でわたくしより5分ほど速かったようです。さすが。


思い起こせば5年前のゴールデンヰーク。自転車買って半年、初めての峠が麦草でした。
完走後、同行の級友がいうには「次は乗鞍だ!」って?
5月中旬ころ、あまり考えずにのんびり申し込み。


本番ひと月前には八ヶ岳まで水平100哩垂直1哩を1日で走ったり、数日前には再び八ヶ岳入りし高地馴応、麦草を登ったり。
直近5週続けて毎週末100km以上走ってたことになります。そのかいあって?初レースにしてたしか2時間8分。まあ会心の走りでした。


極端な緩急差のない登り、森林限界を超える風景の変化、ゴールから望む1500m下のスタート地点等々は乗鞍ならではのもの。
会場の華やかな雰囲気や、ほぼ全行程にわたって前後に競走相手のとぎれることのなかったのも大きなイベント特有でした。
前方視界を遮る壁のような斜面に大きく之の字型の道が見え、その全てを自転車が埋め尽くしている光景には息を呑む思いがしました。


翌'02年、「 BD サイクリングクラブ メーリングリストで同行者を募ったら10名近く集まりました。
お祭り気分とともに、今年は2時間を切るぞ!との決意のもとに臨んだのに、ゴール間際でまさかの渋滞。
10分ほど押し歩き、記録更新の夢は潰えたのです。


翌'03年のレースは申込から始まる。たしか受付開始日の夜には申込謝絶とされた仲間がいたような。
本番は前日から悪天模様で当日は霧雨。朝7時開会式時点で大会中止が宣言されました。千余名のどよめきが印象に残ってます。
ゴール付近は風速20m、となれば已むなしか。


この翌週、笠間センチュリーラン *1で艱難辛苦の思いをして、以来自転車イベントからは遠ざかってますね〜。
残念なことに、メーリングリストに投稿したレポートの多くは事故により消失してしまってます。

*1:'03/9/7付。