踊りの黒幕

一昨日付からつづく。


今年前半の楽旅を収めた映像作品*1にはじつはあまり強い印象がなかった。"take me take me"の演出に背筋が凍った以外は。
その前に見た2年前の実況盤*2が衝撃的にすぎたせいか。


今回の番組では何より宿願の大舞台に立てた演者の感動がよく伝わる。みんないい表情をしている。
公演実況のみならず舞台裏を取材した内容が興味深い。
演出打ち合わせ会議とか、千葉の倉庫で本番どおりの舞台装置での稽古とか、当日会場入りの情景とか。


踊りの黒幕あらわる。広島時代から全曲の振付を手がけてきたという。3人が全幅の信頼を寄せる。
小道具に使う椅子の間隔を大舞台に合わせて拡げ、それにふさわしい演出をどうするかという一幕を番組に選んだのは編輯者の慧眼というべし。
今度はこれを地上波でやらなきゃ。