山手線命名100周年

kogkog2009-09-25


初めて見た。
往時の下駄電の印象はない。どちらかというと阪急の新型*1のように見える。


昔の電車は、といって、形容詞のない「電車」は路面電車をさしたとは相当むかしのこと。
省線」とは祖母や曾祖母が口にしたのをきいたことがある。「院電」はさすがに歴史用語みたいだ。


前世のわたくしの記憶では、身近な電車といえば阪急も国鉄も茶色だった。湘南色*2は西宮通過だったこともあって、子供心にはもはや優等列車の範疇である。
小1の夏、千駄ヶ谷に移り住んだときは国電に4色あるのに驚いた。
山手線にはうぐいす色とカナリヤ色の編成が混在していた。当時の発音は「やまてせん」で、先頭部の行先表示幕の表記は「山手」であった。


阪急は最新型車輛でも塗色は昔と変わっていない(はず)。
茶色系でも国鉄が「ぶどう色」と称したのに対し阪急は「マルーン」といって、蝦茶とか漆に近い感じがしていた。
マルーンとは艦底色つまり軍艦の喫水線下の色だからと思ってたけど、そうでもないのかな。