巨大管弦鼓隊
愚連鏡とか紅善良夫とか、わりと聴き流しちゃうので、これがお薦め!というのは難しいですね。
とりあえずkog書庫所蔵の全集。
"the compete Glenn Miller"
Benny Goodman"the RCA years"
鏡楽団は最近紙鮭復刻が出てます。1枚ならやはりこれかな。
Glenn Miller and his orchestra"Glenn Miller plays selections from "the Glenn Miller story"and other hits"
ビッグバンドの思ひ出。中学3年冬、新宿厚生年金で聴いた原信夫とシャープス&フラッツ。
いソノてルオ氏のMCで紹介された秋吉敏子の曲に衝撃を受けました。
「スミエ」という曲名と強烈な和旋律はずっと忘れることなく歳を重ね、大学時代に貸レコードで「すみ絵」の新録音を聴いて積年の思いを遂げたのでした。
初出盤を聴いたのは就職してから。政治思想的メッセージを伴う手法に批判はあるかもしれません。しかし、曲名を知らずに聴いてもこの美しさと重さは比類なきものと思います。
ビッグバンドで1枚、といわれれば迷わずこれを挙げます。
そうそう、もうひとつ。座高場所取脚の来日公演実況盤。
当時LP分売2枚組で、CD化のとき抜粋1枚にされてしまっていたのが、最近やっと全曲復活しました。
うねり、自在に舞うようなベースと鮮烈な管のソロ。スチールドラムを多用したリズムセクション。
ベース奏者率いるビッグバンド、という範疇に収まりきるものではありません。この人がベースという楽器を使ってやりたかったことはなんだったのだろう、という疑問は永遠に解かれることはなさそうです。