けふの夕餉1200円

夕刻、会社の女子より伝聞。近所の百貨店の北海道展がけふ初日ですって。


とりあえず仕事をほったらかしてかけつけてみると、「唯我独尊」に行列なしで入れるではありませんか。
しかも、数量限定のプレートをいただけるとのこと。
「唯我独尊」の名は中野のカレー屋さんで知ったのですが、ソーセージの店かと思ってました。


ハムやソーセージなど、それ自体で完結してる食品を具材として用いるのは邪道とか、カレーはアジアのくさいのでなきゃ、といったような教条をふっ飛ばしてあまりある。
ソーセージの塩や香辛料のうまみがカレーのそれらと渾然一体となり、互いに他をひきたてる。このソーセージにしてこのカレーならではなりたちえぬ関係の絶妙。無造作のようにちりばめられたとうもろこしの仄かな甘みが華を添える。