きのふの夕餉

kogkog2005-09-17

ラストオーダー時限間際の特設展会場へ。
開催3日目、日毎に混雑が増しているようです。
飲食店に並ぶのは本意ではないが、会期限りの出店だから、まあいいか。


5分並んで、着席して15分、出された丼からは湯気がたってません。
やはり特設店ではしようがないのかなあ。と思いつつ口にすると、あやうく火傷するほどの熱さ。
高温の油のせいか。麺にもよく絡んで熱い。油の主成分は獣脂ではなく食用油ですね。


肉はよくありがちな焼豚の薄切りではなく、わずかにとけかかった塊状のもの。
ラーメンにはなんで肉が入ってんのか、邪魔に感じられることもときにはあるけど、この肉の存在はごく必然のように思われました。
肉の仄かな苦みが汁の背後の苦みを意識させるよう機能しているかの如しです。


基本に忠実な古典的味噌ラーメン。でも、味噌ラーメンを好んで食べようという動機をもっていたのは20代くらいまででしたでしょうか。
帰り際に箸袋を見たら、都内にも店があったんですねー。