21世紀の出土品
いつぞや、卓球の後のお食事の席にて、クレジットカードのインプリンターが話題になったことがありました。
インプリンターとはまあ「刷り込み機」といったもので、台座にクレジットカードとカーボン複写用紙をはめて、ばれんをがっしゃん!とスライドさせると、番号とか氏名とか、カード表面の突起状の文字がばれんの圧力でカーボン紙に転写されるようなわけです。
欧米などでは、世界最古と伝えられる商売に従事されるご婦人がたも携帯されていたとか。ほんまかいね。
近ごろはデータをオンラインで送受信し、端末から印字されることがほとんどですけど、インプリンターの使用例はいつごろまででであったか?
連休のこぐ部屋発掘により、史料の一端が出土いたしました。
お買い上げ日の欄は、「01 08 09」とあります。2001年8月9日。じつに、21世紀までインプリンターは生き残っていたのですね。
しかも取扱店は僻遠の地というわけではなく、新宿駅隣接のビルにて運道具や野外用品などを扱う有名店でした。
その他の出土品としては、未使用残のあるイオカードとか、商品券7千円分とか。その他ないしょ。