隠れたばこ校長処分

承前*1

隠れたばこ校長、減給の上再就職もパー


 川崎市多摩区の市立下布田小の校長室でぼやが発生した問題で、同市教育委員会は27日までに、鈴木幹男校長(60)の喫煙と火の不始末が原因として、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。


 鈴木校長は「退職を控え気の緩みがあった」と陳謝したという。鈴木校長は3月で定年退職予定。市教委は再就職先の市の「こども教育相談員」への推薦を取り消した。


 市教委によると、同校は敷地内が全面禁煙だが、鈴木校長は23日午前、校長室で喫煙した後、吸い殻を紙に包んでごみ箱に捨てた。直後にごみ箱から出火、教頭らが消火器で消し止めた。


 また同市多摩消防署は27日までに、児童を避難誘導しなかったなどとして同校に警告書を出した。


[2006年3月27日20時40分] 
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