暁の駿馬伝説

一昨日付コメント欄より続く。


あれは今世紀最初の夏のこと。
朝日を浴びて走る馬を見たい〜!っておっしゃったのは、当時自転車界にういういしくデビューしたばかりのWさんだったような気がします。
ではみんなで集まって、ついでに重装備自転車の自慢大会もしよう、なんてんで、なぜかわたくしが幹事をやることになって。


幹事といっても、わたくしとて自転車買って1年を経ず。
それまでに参加したイベントといえば、ガネーシュお食事会、多摩川花見、裏麦草、伝説の荒川第1回・第2回くらいです。
あと、直前にはBDML伝統の麦草に行ってたんだっけ?


ともあれ、1人の幹事では不安なので、旧友N氏に共同主幹事をお願いし、下見も1人で1回、2人で1回したものの。
多摩川大橋近くの競馬練習場で夜明けとともに馬を見て、しかしその後どうするか、いい案のないまま開催となってしまいました。


前夜宴会明け、睡眠2時間くらいで、自宅最寄駅近くでご近所N氏K氏らとの集合は4時前でしたか?
たしか9月最後の土曜、現地集合は夜明け前としたはず。なので、多摩川を走ってる最中は真っ暗だった記憶があります。


現地では馬を見ながら、Wさんご用意の熱い紅茶など啜りながら、たのしい自転車談義。
土曜早朝、わけのわからんイベントであったにもかかわらず、当時の小径折りたたみ界の重鎮各氏多数のご参加があったのは驚きでした。
BDではわたくしのほかnspalette氏、Wさん、N氏、S氏ほか。はるか県央からT氏もかけつけてくださったんでしたっけ。
Bromptonでは多段化して年季の入ったO氏、美しい塗色のI氏など。K氏はWさんとあたかも初対面のようなそぶりでした。


そのあと、人気のない参道から川崎大師詣で、そして上流へ向かって、等々力公園でおひる。
M氏ほか、当日お仕事というかたもいらして、順次途中離脱などもあり。


さてその後どうするか、ということになって、北部山岳峠めぐりなど、と提案したところ、あえなく却下。
Sさんのご提案により、杉並の某有名自転車店をめざすことになりました。
道は環八くらいしか知らぬわたくしにかわって、ご当地に詳しいK氏が専ら先導役を務めてくださったのです。
わたくしは車列後方で居眠りしたりして。川っぺりの金網なかりせば危く転落水没するところでした。


噂も高き当該自転車店、おじゃまするのはそのときが初めてだったような。
以前、店の前を通過したときは、自宅から秩父を経て赤坂へ向かう途上豪雨の中だったので、ちょっと寄ってみるという気分ではなかったのです。


あとで伺ったところでは、A氏&Tさんが店頭にいらしたのもこの日でしたっけ?当時は知る由もなく。
なにぶん昔のことゆえ、記憶違いなどありましたらご容赦のほど。