いつもそこらにある危機

kogkog2006-05-27

昨晩宴では酒呑まず、しかし恒例の寝過ごし、自宅最寄駅に着いたのは0時10分ころ。
なおひと気の多い改札を出ると。


数十メートル先あたりで、1人の男性が1人の女性を殴ったり蹴ったりしている。


即座に携帯電話から110番、通話しつつ近寄り、2人の間に割って入る。
「やめなさい、今110番してます」
男性は私に「てめぇ関係ねぇだろ」といったようなことを言いながらも、なお女性に向かう。私に危害を加えてくる気配はなさそうである。
女性はすわりこんで顔面から血を流している。


110番通話では「現場に警察官を向かわせますか?」などと問うている。
そのとき駅員が3人ほど現れたので電話を替わってもらった。


当事者たちと駅員の話しあいで、どうも痴話喧嘩ということにしたようだ。被害女性も事件にしないつもりらしい。
ならすきにするがよかろう。大きなおせわだったというわけか。


周囲に少なくとも10人以上はいた通行人たちは、いったい何をしていたのであろうか。