任せろ?

日経昨日付朝刊14版1面から。太字引用者。NIKKEI NETにも要旨、紙面と異同あり。

道路整備規制を緩和 歩行者・景観優先 可能に 国交省方針 街づくり支援
 国土交通省地方自治体が特色のある街づくりを進めやすくするため、道路の構造や利用に関する規制を大幅に緩和した新制度を導入する。歩行者や景観保護を優先する道路を整備したり、集客増を目的に道路の一部を沿道の商業施設に開放したりできるようにする。公共事業費が削減される中で、道路建設の費用対効果を高めるのが狙い。来年の通常国会に新制度を盛り込んだ道路法改正案を提出する方針だ。
 現行の道路法では道路の定義が高速、自動車専用、歩行者専用、一般道の四種類に限られ、種類に応じて車線数、設計速度などの構造が決まっている。自動車の交通以外の目的での道路の敷地利用も制限しており、街づくりのために沿道地域と一体的に整備することが難しかった。
 (略)。
 例えば通学路や中心市街地で歩行者や自転車を自動車より優先する道路を整備しようとしても、これまでは車線数などの細かい規制で実現できなかった。新制度では車道を狭く、歩道を広くできるうえ、大型車の進入規制も柔軟に設定できる。
 (略)。

道路整備を地方自治体などに任せては何をしでかすかわからぬというのが現行制度の趣旨だったのでしょうか。
一昨日の電話はこの記事を予測してのものだったのでしょうか。橋の欄干の基準なども緩和されるといいですね。
あるいは。自転車と歩行者の共存などという愚策に悪用されないといいですね。
意思決定が国会・内閣・省から地方自治体などに委ねられるならば、そこに民の声をよりいっそう反映させねばなりません。