経過報告･法案は存在しないらしい

噂をすれば影というか。昨日夕刻、警察庁情報公開室から電話がありました。
1発めの行政文書開示請求に関して。12/5付掲載の道交法改正法案炙り出し作戦です。以下問答要旨。

彼　｢開示請求をうけて交通局に照会したところ、道交法改正法案に関する行政文書は、『提言 』*1関係のものしか存在しないとのことである。｣
我　｢開示請求書に『ホームページ掲載のものを除く。』との一文を入れておけばよかったか。｣
彼　｢その点私も気づかず申訳なかった。｣

我　｢来年の通常国会上程と報ぜられているのに、未だ法案作成に着手していないということか。｣
彼　｢そうである。会期末までには時間がある。｣
我　｢『提言』と並行して法案作成が進んでいたのではないか。｣
彼　｢そうではない。｣

我　｢[提言][概要][要旨]のどこにも法改正を意味する記述はなかったと記憶する。法改正に関する開示からは『提言』を除外してよいのではないか。｣
彼　｢確認･検討して別途連絡する。｣

我　｢不存在を理由とする不開示決定が出るなら、その事実を積み重ねていくことに意味がある。開示請求を取り下げるようなことはしない。｣
彼　｢諒解した。｣
我　｢再度調査したら法案があった、などというようなことはあるまいな。｣
彼　｢それはないと断言できる。｣　　

存在しないのか、巧妙に隠しているのか。
今後、定期的に開示請求を行っていく必要がありそうです。

*1:12/1付。