木も芽 ぐむ待 てあた たかさ来 たるま で  

kogkog2007-01-16


群馬県 高崎線/高崎駅 復古だるま弁当 1300円


中1の夏休み、小諸から上野行きの鈍行列車で家路を急ぎます。
途中、群馬八幡という駅に停車したとき、駅名看板を見て同行の同級生Y本君がいうには、
「ぐんま」って、"Gunma"じゃなくて"Gumma"って綴るのか!
なるほど、「ん」では唇がくっついてるわけで、nよりmが妥当と納得した次第。


そして高崎駅、だるま弁当を売ってるのを見て吃驚。赤い樹脂製の器ではありませんか!
てっきり灰色の陶器製かと思ってました。下掲書*1の写真はそうでした。
今では陶器の時代を知る人も少ないんでしょうね。


陶器覆刻版は、たしか'90年、ということは発売30周年記念で短期発売されたとの噂をきいたものの入手能わず。
さらに16年を経て、やっと念願叶いました。


献立も特別のようです。少林山達磨寺の普茶料理をもとに、上州牛、榛名地鶏、中之条の花豆、下仁田蒟蒻、片品村の蕗など、群馬県産にこだわる。
基本に忠実に、しっかりつくりこんであるという印象です。


高崎在勤中の職場の初詣は達磨寺でした。'05/1/5付にて懐舊。

*1:石井出雄「駅弁旅行」カラーブックス、保育社、初版1967年。