報道資料速報

朝日新聞NHKなどの報道につき、警察庁に電話で訊いたところでは、報道向けに発表された資料は次のとおり。
1 文章による資料1枚
2 図解による資料1枚
3 文章・図解による資料4枚


3は2月7日の議員連盟総会で配付されたものと同じようです。以上とり急ぎ。


以下報道文引用。

歩道走る自転車、全国調査へ 事故増加受け警察庁 2007年02月20日03時01分 asahi.com


 警察庁は19日、自転車が歩道を走行する際の危険性について点検するよう全国の警察本部に指示した。対象は「自転車通行可」となっている歩道の全5万区間(計約7万キロ)と、駅、商業施設、学校施設から半径約500メートル以内にある歩道。歩道上に自転車走行部分を設けるなどして、歩行者と自転車の分離を進める考えだ。


 道路交通法上、自転車は車道通行を義務づけられ、歩道は「通行可」に指定されている場合しか走れないが、実際には、歩道を走行しているケースが多い。交通事故全体が減少する一方で自転車が関係する事故は増加傾向にあり、対歩行者の事故は10年前の4.6倍に上っている。


 「通行可」に指定されている歩道で、今回の点検で歩行者が危険にさらされていると判断されれば、歩道上に自転車通行部分を設けることや、指定の解除も検討する。また、指定されていない歩道については、車道走行や降車を求める看板を設置して指導を強める。


 4月末までには点検を終えたい考えで、自転車が車道走行した場合に危険な場所もあわせて調査を実施。危険な場所については、国土交通省など道路管理者の協力を得ながら、車道上に自転車道などの自転車走行空間を確保する方法を検討する。

自転車の事故防止で点検指示 2007年2月19日 21時3分 NHKニュース

道路交通法で、自転車は原則、車道の左端の通行が義務づけられていますが、実際には歩道上の通行が黙認され、自転車が歩行者をはねる事故が、おととし2576件と、この10年間で5倍近くに急増しています。こうしたことから、警察庁は、歩道上で自転車と歩行者がふくそうしているような危険な個所がないか点検するよう、全国の警察本部に指示しました。点検の対象となるのは、都道府県の公安委員会が自転車の通行を認めている歩道や、多くの自転車が通る駅や学校などの近くにある歩道で、ことし4月末をめどに結果をまとめるとしています。そのうえで、危険が確認された道路については警察が管理者の自治体などと協議し、歩道上に自転車専用の通行部分を設置することや、歩道上の自転車の通行を禁止すること、それに車道の左端に自転車専用の通行帯を設けるなどの具体的な対策を検討することにしています。