豚の皮膚感覚

kogkog2007-04-24


きのふのおひる850円 うちなあ家そば


てびちの骨ってのはいけねぇ。どうにも硬くって、とても噛めたもんじゃない。身はなれもよくないしね。
ってなわけで、これまで敬遠がちだったのですが。印象が一変。


屋号を付したそばにのってるてびちの表面はまさに豚の皮膚そのものです。もしかしたら毛が生えてるかも?ってぐらいです。
それが、触れなば落ちむってな風情でとろけちゃいそう。骨と身の離れ加減は、海蛇の頭蓋骨を舐め齧ったとき *1を思い起こさせます。
さすがに大きな骨は喰ひきれませんが、細いのの端は齧りとって髄を啜れる。ヒトの臼歯のような骨塊は、ばりばりいけます。
てびちとは斯くあるべしというものか。


くさいだしのきいたつゆにたっぷりの麺はごーやを練りこんだかという趣。これだけでもそれなりのくささだよん。

*1:'04/6/22付。