東京の道で遊べ?

「ブレーキなし。問題なし。」という屋外広告を掲出し翌日撤去したことについて、広告主のお詫び文は次のように終わっています。太字引用者。

東京Just Do Itキャンペーンでは、東京の街と共存しながら、ダンスやスケート、BMXなどのスポーツを楽しむ新しい世代のアスリートたちにスポットライトをあて、スポーツコミュニティをサポートしていきます。

拙稿4/29付から。

「東京の街と共存しながら」「スポーツを楽しむ」って、どういうことか。一昨日、改めて担当者に電話してみたところ。
ダンスはスタジオで、スケートはリンクで、曲芸自転車は専用施設で、それぞれ楽しみましょうという趣旨、ではないそうです。
道路や広場や公園などでの法令違反や迷惑行為を助長することにならないのかと問いに明確な答えはありませんでした。

答えられなかったのはなぜか。次いで掲出された広告を見て、よくわかりました。
東京都渋谷区宇田川町15-1「パルコ1」北側壁面、5月5日11時15分。撮影地点を地図上十字で示す。以下同。
「道で」「公園で」「空き地で」「追い出されても」「好きに」「遊べ」ですって。
「遊べ」というのは、「ダンスやスケート、BMXなどのスポーツ」のことなんでしょうね。めんこやべーごまではなくて。
同区神南1-22-14タワーレコード」東側壁面、同日11時56分。
写真広告には、左側にスケートボードで跳躍してる人と「JUST DO IT.」、右側に路傍に立つ人と「東京」の文字。
1枚を2分割したようにもみえます。跳躍台のようなものもうつっていますが、競技施設のようではなさそうです。


5/23付につづく。
5/30付につづく。