なにはの文化

kogkog2007-10-01


けふのおひる840円 黒門市場 まぐろや黒銀 まぐろステーキカレー


となり町で催事やってるのは知ってたけど。
このところ少々忙しかったし。
わざわざ出かけない、というテーゼ*1に抵触しかねないとの懸念もあり。


しかしまあ、所定1時間の昼休みで行って喰って帰ってこれるし。並びさえしなければね。
列車で3駅先だけど、自席から会場まで15分、ってことは、職場からちょっと遠い百貨店まで歩くのと同じだし。汽車賃かからないし。
近ごろ言及させていただく機会の多いさる高名なる日記*2でもとりあげられたことだし。


というわけで行ってみました。
話題の老舗うどん屋さんは行列だったので、空席のある黒門市場に突入。
鮪丼ではどこにでもありそうだから、なには文化にふれるには、「まぐろステーキカレー」いってみよう。


註文して出てきたのは、火から下ろしたばかりのフライパン丸ごとですよ。
カレーのひとくちめは・・・なんか、罐詰か給食か?という印象ですが。
鮪肉はというと、これがなんとも深みのあるたれ味ですねえ。
そして再び口にしたカレーは、しだいに鮪肉の味わいに共鳴してくるような??
香のものは福神漬ではなくて、がりです。これがまた鮪肉及びカレーの風味を変える。
さらにそこに卵黄の甘みが入り乱れて混沌とするようで、しかし全体を貫くのは鮪の個性なのか。


あとでチラシを見て納得しました。カレーは鮪の頭でだしをとってあるそうです。
市場の賄いれうりというのか、いつも刺身や漬丼とかで鮪など食べ慣れてるから、ちょっとイロモノを、といったなりたちでしょうか。
フライパンごと出しちゃうのも、なには文化というか賄い文化というか。