早く寝なきゃね。
20系客車、所謂あさかぜ型。
これまでにわたくしの利用した寝台車のうちもっとも古い種類のものです。
3段寝台なので、昼間は向かい合わせ6人掛けの座席。
寝台上段は固定。中段は垂直から水平へ90度展開、下段は座席の座面と背凭れの傾斜を水平・垂直にならして寝台にするわけです。
このほかシーツを敷いたりカーテンを取り付けたり、けっこう重作業だったようです。設営・撤去要員の乗り込みがありました。
この次の世代では、中段を電動で水平のまま上下移動する方式がとられました。スイッチ操作だけですから、車掌が巡回して作業してました。
さらに次の世代は、完全固定の2段式*1。寝台上で座っても頭がつかえないようになったけど、昼間の座席ではなんだか天井が低いような感じでした。
いやそもそも長距離寝台列車が減って、寝台車を座席として使う時間が短くなってきていたから、寝台の居住性を重視する傾向にもあったのかもしれません。
最近は個室の快適なのがありますね*2。