竿とか板とか

kogkog2008-03-09


昨日付からつづく。


今回の賓客迎撃は金曜となったので、好機とばかり金達莱に連行しました。
まずは鶏豚以外の串すべて、その後はお好みに応じて鶏はつ豚はつなど。
相変わらず日本語の通じにくい店ですが、店員との会話から、竿*1とか板とかはあまり火を通さなくてよいとのお墨付きを得る。
そうでしょ!竿のあのねちねちぎとぎと感はナマ焼けならではですぜ。


狗肉は何がいいか思案しつつ、「ムチム」って何ですか?って店員に訊いても、「ムチムです。」って。
汁ものでないことはどうやらわかったので、肉と皮のムチムを註文してみました。
肉と薬味は前回*2と同じような感じか。皮は多層構造で、裏地の脂が狗くささを増す。
肉と皮は何もつけぬがよいようで。薬味と合わせるとくさみが損なわれるような気がします。


薬味といっても大量の香草、葱、やんにょんじゃんふうの味噌。これはこれで肉抜きで混ぜて完食。
ただし、葱か何か、やたらにからいところがあるので要注意です。舌に残るからさを飲みものなどで薄める必要があります。
「ムチム」って、「蒸しむ」かな?と思って、帰ってから検索してみたら、和えもののことでした。
ほんとは、肉も草も味噌も、全部ぐるぐるに混ぜて食すのでせうね。


締めは平壌冷麺、一説にわんこそば。だしが尋常ではありません。
デザートは桃の実をくりぬいてシャーベットを詰めたもの。なかみのあと、容器も蓋も齧って全部たべちゃいました。
実も蓋もないとはこのことか。


そして気づけば、滞在5時間を経過。
「らすとおーだーですが」なんて無粋な追い出しがないせいか。まあ、明けがたまでやってる店だからね。
いつも串焼きから始めるんですけど、最初に調理ものを頼んでおいて、あとは腹ぐわいと時間を見ながら串を1本ずつ焼きながら、なんてやりかたもよさそうです。