ふろくの実力

kogkog2008-08-01


昨日付からつづく。ふろく組立了。
音を出すうちに、その昔、KORG MS-20 *1のパネル上で結線しながら学んだ原理を思い出してきました。


このふろくSX-150は最小限の要素でできあがってるのが驚異的といえそうです。
VCO1、鋸波のみ。コントローラーは電極棒とカーボンパネル。EGはADのみ。VCO周波数制御量可変。
VCF1、ローパス、カットオフ周波数可変、レゾナンスon/off切替。LFO三角波矩形波、周波数可変。


ただ、それらしい音が出る反面、電極棒と8cmほどのパネルで4オクターブを操るのが少々厄介です。
エマーソン*2の Mini Moog ソロなど真似ようにも音程がとり難い。
パストリアス*3のフレットレスベースもどきなら多少不安定でもそれらしい。
そのうち、はたと気づきました。これゃ Perfume にぴったりなのでは?


そこで最新盤*4をかけながら演ってみたら、じつに心地よい!
あまり抑揚のない旋律を追っかけたり、単調なベースラインでリズムをとったり。
PITCH ENV を最大にしてシンセドラムふうにピユピユ音をたたいたり。
電極棒をつっついて出すリズムは歯切れがよくてよろしい。


じつは中田はこのふろくを使って作曲したのではないか?
収録のときもこっそりふろくを演奏してたのではないか?と思えるほどです。


さていよいよ、こぐ部屋からMS-20を発掘して復活させてみたい気になってきたかも。
全面修理が必要かも?