鮒 鯉につられて

あゆこさんが「すっごくいい天気だよ」と起こしに来たので、2秒考えて千駄木ぷんおぱん いんおぱんを食べに行くことにしました。
6日付 コメント欄以来の課題です。


走り出してからあまりの暖かさに袖を折り、ジッパーでつながった膝下の裾を切り離してちょうどいいくらい。
世田谷線上町駅近くで天然酵母のパン屋さんに寄ったりしつつ快調に飛ばす。
皇居前を通ってくはずが、あゆこさんが数奇屋橋方面に行っちゃったので、急遽、東銀座でおひるに。


あゆこさんのムルギーランチは目の前で鶏腿の肉を捌いてくれて、骨を持ち去ろうとするので、「それいただきます」といって残してもらったところが。
硬くて歯がたちません。肉はとろけるようなのにね。噛み砕いて髄を啜ることもできず。
わたくしのマトンカレーは野菜のこくと爽やかな辛さが美味し。


根津ではあゆこさんが珈琲屋で豆を焙煎してもらったりしてご満悦のようす。
その先の有名らしい鯛焼き屋さんは行列なので通過、めざす千駄木ぷんおぱん いんおぱんのお店に到着。


ぷんおぱん いんおぱんとは 鮒焼き 鯉焼きのことだそうで、いわば韓国の鯛焼きです。愛嬌のある顔してます。
皮はぱりぱり。餡は甘くないとの説もあるようですが、鯛焼きとそう違わないような感じがします。
ソウルの屋台で食したのはもっと油で揚げた感が強かった印象です。


とって返して、鯉焼きのいんおぱん 鮒焼きのぷんおぱんを求めて上野をめざす。
駅近くの路地でやっと見つけた店は・・・土日祝休業ですって!
webの情報では休みは土祝で、日曜は営業のはずだったんだけどなあ〜
ここはまた次の機会に。


そして御徒町の自転車用品山用品の店へ。
ひやかしのつもりが、あゆこさんの眼に止まった高機能外套が降誕祭の贈りものと相成りました。


帰りは風も強まって、足も重くなりがち。
中間くらいのところで休憩入れてねとあゆこさんがいうので、三軒茶屋で先頭交替、どこでも好きなところで休んでね、ってことに。
自転車の休憩といえばコンビニで補給と相場が決まってそうですが、あゆこさんの入ったのは馬事公苑近くのファミレスでした。
まあ、くつろげていいけどね。
都心から帰宅するのに、環七・環八あたりの同心円から先の遠さにうんざりすることもあるけど、ここらで一度大休止を入れるといいかも。


日が落ちても半袖半裾、最後は腹ぺこになりながら帰宅。走行推定70km。
とりわけ肩に疲れの残るのは、Bromptonの立ち姿勢のなせるわざか。
しょせんHeliosを駆るあゆこさんの敵ではない。最後の自宅近くの小峠ではぶっちぎられる始末。
「こぐちゃん、わざとゆっくり走ってたんじゃないの?」なんて、いわれてもねえ。