お通し

蝗 蚕 モパニ虫


mameさんの機転もあって、舞台かぶりつきの席を確保できた。
所定の献立は入場料に含まれるお通しのほか飲みもの1品、「虫糞茶」というのを見つけた。これなんですかと訊いたら文字通りだっていうから註文。
その他の献立は客席脇に設けられた売店から小皿などに盛られたのを都度精算でいただく。


蝗は食べなれた佃煮のようなもの。蚕の蛹も佃煮のようで、じつは噛みしめるほどにたしかに絹っぽさが口腔に充満する。
南アフリカのモパニ虫はかなり虫くさいというか土くさいというか。虫糞茶にも共通するものがある。


さらに盛合せ

モパニ虫 蝉 大雀蜂


蝉は豆板醤風の調味が卓越して素材らしさには少々乏しい。
大雀蜂は5センチほどもあろうか。さすがにこれだけ大きいと蜂の腹をしっかり味わえる。


翌日付につづく。