あの後の収穫

kogkog2010-07-26


一昨日 mame さんと別れた後、露天古書市における収穫斯くの如し。
通りを往復したあと、結局2冊とも最初の店でのお買い上げとなりました。


その1
JCII PHOTO SALON "100 Years of Tokyo"
●INTERNATIONALE FOTOAGE HERTEN '99
 1999.10.1-1999.10.24
●TECHNISCHE SAMMLUNGEN DRESDEN
 2000.7.3-2000.9.3
●LANDSCHAFTSVERBAND RHEINLAND KÖLN
 2000.9.15-2000.10.15
This catalogue has been published in conjunction with the exhibition "100 YEARS OF TOKYO" organized by JCII.
JCII: Japan Camera and Optical Instruments Inspection and Testing Institute
  財団法人日本写真機光学機器検査協会


1890年ころから1999年に到るまでの東京の街角とか世相風俗とかに著名人の肖像も混じる。
前世の記憶を含めどこか懐かしさを覚える作品が多い。
裏表紙*1にはわたくしの職場が写ってたりして。
写真家のうち門外漢のわたくしでも知ってる名前は秋山庄太郎木村伊兵衛、沼田早苗、田沼武能立木義浩など。
他にも東京写真美術館関係で東京を扱った図録が何点かあったけど、これが一番バランスよくかつ手頃でもあった。


その2
加賀乙彦「犯罪」河出書房新社、1980年。asin:B000J8504E


函入帯紙付の署名本。
本書刊行の年、「死刑囚の記録」を新刊で読んでこの著者を知った。
前著「宣告」を読んだのはその3年後のことであった。

死刑囚の記録 (中公新書 (565))
同「死刑囚の記録」中公新書中央公論新社、1980年。
同「宣告」新潮文庫、新潮社、1982年。上巻asin:4101067023・下巻asin:4101067031

*1:中谷吉隆「大東京と富士山 文京シビックセンターから」1999年。