異世界


「針穴魂 第5回写真展 『私の中の東京』」*1 *2におじゃまする。


東京にまつわる作者それぞれの心象風景。
人の生活臭を捨象してなお残るものが描き出されているように感じられる。
認識主体の数だけ現実がある。


例年の趣きと少々異なるのは、抽象画のような雰囲気の要素が少ないせいか。
とはいえ、見慣れたはずの風景から 異世界へ誘う独特の視線と手法には驚くほかありません。