追憶の こぐ

kogkog2004-03-26



'86年6月最初の日曜日、実家に茶色の子犬がやってきました。
二子玉川東急ハンズの犬猫交換市場にて、なんだかいちばんたよりなさそうな子をひきとってきたのです。


駅で手荷物切符を購入、ダンボールに入れて家まで持って帰ったのでした。
庭で箱を開いたとき、子犬が最初に見た生き物がこのワタクシというわけで刷り込み。


さて名前をなんとしようと思案したとき思い出したのが丸山圭三郎先生。
著書の記述によると、愛犬は真っ黒で、「あんこ」と名づけたそうです。語の多義性がお気に入りとか。


ならこの子は茶色だから「きなこ」がいいな、と提案したら家族中の反対であえなく没。
で決定したのが次候補の「こぐ」でした。