久々のひつじや

kogkog2004-06-14

旧い知人と会食。
店は任すといわれ、多少強引承知でひつじやへ連行しました。
酒があれば食にはあまりこだわらない、というおおらかなかたなので、まあいいことにしませう。


でもちょと遠慮して、羊は控えめに。
とはいえ、このひと皿は思い切りわがままを通して、ひとりで完食しました。羊肝刺です!


赤いところは、牛とそう変わらない印象です。
醍醐味は脂にこそあるのでした!
羊臭さのこれぞ真髄。


肉に付随する脂は、もとより羊臭さの源であるわけですが、当然のことながら、多少火を通さないととろけないわけです。
ところが肝の脂は、生でもとろけるよう。


草食獣を屠って内臓を食い破る肉食獣の快楽が想像されるようです。
となると、体温程度に温めていただくのが最適か。
それと、脂肪肝の羊を育てねばね。


ひと皿1050円。これをいただくためだけに通ってもいいくらいです。