凡庸

けふ。ではなく、昨日でもなく、もう一昨日になっちゃいましたのですけど。
おひる、社用で恵比寿へ出たので、久しぶりにつけそばぢゃぶ屋へ。
「9月29日から新しいだし」とかって貼紙。つけそばだけじゃなくて醤油と塩のラーメンもできたらしい。
では、新しいつゆを賞味してみむとて、いつもの醤油うす味、温汁温麺、葱添え、ひるどきのごはんのおまけ(「ランチタイムライスサービス」)。


なんだか第一印象は、脂っこさと塩味の濃くなったような。それとも、自分の脂っ気がぬけたのかな。
ぬめぬめとした麺のなまぐささ、内蒙古産かんすい仕立て風の味わいは変わらず。ただしこれとてone and onlyというものではないなあ。
そして、仕上げに汁を割るためのそば湯。これの獣くささが最大の特色であったのに、まったく毒気をぬかれたような和風だしではないか。
うーむ、ぢゃぶ屋よおまえもか。大向こう受けのためにか、凡庸となりぬるを嘆かむ。


まあ、大向こう受けですから、世の多くの人々にとっては、以前より親しみやすいお店になっていることでしょう。
一度お試しのほど。試す価値はあると思います。


関係拙稿。7/30付及びコメント欄5/8付3/25付3/9付2/15付1/26付
"salt-style"への投稿「きこきこ日記」にも微かな言及があります。