昔はものを思はざりけり
豪腕ままっちょさんの日記で、英米のたべものなどの話題。
さて海外経験乏しきkogとして。英吉利の野菜の美味さなどに関しては以前少し書きました。
米国については'81年夏、ひと月ほど滞在した折の印象というと、たしかに、とびきり美味しいものの記憶はあまりなかったようです。
未だなまものくさいものからいものに目覚めてなかったからかもしれません。以下、思い出すままに。
1.家庭篇
1.1 庭で炭火でびふてきを焼いた。味付けはTERIYAKI sauceが美味しかった。
1.2 現地人の朝食はシリアルが多かった。あまりおいしいのはなかった。
日本ではケロッグとシスコが寡占状態で、やっと日清のミューズリーが出始めたころ。
1.3 桃の皮をむこうとしたら現地人は驚いた。彼らは皮のまま食べていた。西瓜の種を出さずに喰ったらまた驚かれた。
1.4 日本の家庭料理を喰はせろといわれ肉じゃがを作った。シカゴの町には醤油はあったが料理用の砂糖がなくてグラニュー糖を用いた。
2.外食篇
2.1 肉料理に山葵状のものがついてきて美味かった。何かと訊いたら、ほーすらでぃっしゅと教えられた。
2.2 すきやき屋で現地人が生牛肉に山葵をつけて喰ってたので真似したら美味かった。生肉に目覚めたのはこのときか。
2.3 現地人がちょっとあらたまった外食に連れ出すというと殆どイタリア料理屋だった。
2.4 1人で食事処を探してるときはマクダーナルズがあるとほっとした。そのころから朝食別献立制だった。日本で導入されるより前。
だいたいにおいて、日本ではファストフード店なんてそれまでの生涯で殆ど利用したことがなかった。
2.5 オハイオでヱンディーズを知った。マックよりずっと美味いと思った。第1号店だったかも?
2.6 カンザスでハーゲンダーツを知った。日本進出以前。
2.7 LAの吉野家では珈琲がタダで緑茶が有料だった。
3 その他
滞在中もっとも食べたいと思った日本料理はインスタントラーメンと生協カレーだった。