♪ここはまだ草がぼーぼー

自転車でモトクロスごっこをやった起伏のある荒地とか、土の色のかげんで赤く見える通称「魔女池」とかのあたりから、探検に適したジャングルの丘が続いていました。
開豁地へ下ると荒れた休耕田などがあったりして。


そんな野山が切り開かれ、迂回していた線路が直進する形になって駅ができました。新百合ヶ丘駅、'74年6月1日開業。
当日は早起きして自転車で駆けつけ、始発列車を見送ったのでした。


建設中の飯場で、はくびしんを獲って食べてたとは近所の散髪屋さん*1の証言。


自宅から駅まで歩く10分ほどの間に、小さな崖の土が階段状に削られ、鉄パイプで手すりがつけられたところを通りました。雨降ったらたいへんです。
駅近くは切りとられた崖の間の道を行き、土嚢が積まれてました。
警察の貼紙がほうぼうにあって、曰く、新百合周辺は物騒だから、用心のためになるべく隣の百合丘駅を使うべしと。


南口側に橋上駅舎と同じ高さの歩道が整備されたのが'80年代前半。
'80年代末ころには駅上のビルとか、1ブロック離れたあたりに低層の商店街ができはじめました。
初めての大規模店は'92年のイトーヨーカドーワーナーマイカルの複合商業施設ができたのは'97年ころでしたか。


morio0101さんの日記5/24付にて、新百合が話題になってたのをうけて。昔話でした。