三題

1腕時計一生もの (光文社新書) 2人生に必要な30の腕時計 (岩波アクティブ新書 (91)) 3機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る
1 並木浩一「腕時計一生もの」光文社新書、光文社、2002年。ISBN:433403148X
主として機械式腕時計の現在を網羅的に概観する。所要の歴史や文化的背景にも論及。一般向けにひろくお薦めできます。
切り口は次の8点。すなわち、デザイン、ムーヴメント、機能、性能、歴史、素材、象徴とイメージ、作家とブランド。


2 ガンダ−ラ井上「人生に必要な30の腕時計」岩波アクティブ新書、岩波書店、2003年。ISBN:4007000913
拙稿'04/2/6付に詳述。象徴するものを切り口とした製品紹介。


3 本間誠二監修「機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る」大泉書店、2001年。ISBN:4278053029
技術的側面に詳しい。それにしても、例示されている製品は庶民の日用品の範疇を超えているようにみえます。