続報
あれ?頼んだのは皿うどんじゃなくてちゃんぽんなんだけど?
と一瞬思ったほど、浅そうな器に少しの汁とともに盛られています。
ひとくちめの印象は昭和戦後の食用油。もちろんいい意味での。
幼時のごちそうとしての大衆中華料理にあった油くささ。だしや野菜のうまみと一体化したようなくさみが懐かしい。脂くささではなくてね。
淡白な甘口。練りものを多用せず、新鮮な具材のもち味が生きています。
近ごろの練りものはどぎつく塩からいものが多くて困りますねえ。
汁が少ないといっても、とろみが濃いというわけでもありません。
飲み干すのにちょうどいい量と味の濃さ。
これは、ちゃんぽんの指標銘柄になりそうです。
新宿小田急百貨店催事場にて、31日(月)まで。