やっぱり縦がよさそう

"Column@nak"3/17付「自転車の縦位置ハンドル」を拝読して。些か舊聞で恐縮シリーズ。


10年ほど前、某地方で町はずれに転居した折、日常の用に供するための自転車が必要になりました。
自転車が趣味のようになるずっと前のことで、物色したのは俗にいう買物自転車、所謂ままちゃりです。


どこを探しても、実用車では横1本棒のようなハンドルのやつしかないのがふしぎでした。
昔の青少年用自転車はセミドロップとかって、進行方向と平行のハンドルで、手の甲が体側の外に向いたまま握れてラクだったのに。
横1本棒ではもう乗る前から疲れそうな気がしました。


なぜ実用車が横1本棒になってしまったのか。
そのとき考えたのは、所謂マウンテンバイクふうの流行のせいではないかということでした。
悪路を走るようなときは、横1本棒のほうが制御しやすいのかもしれない。でも殆ど舗装路専用の自転車にまで、それを取り入れる必要があるのかなと思いました。


その後5年ほどして購入したBD-1wも横1本棒でした。縦のほうがいいのにと思って、ハンドル両端に直角をなすグリップを納車のときに取り付けて。
いずれちゃんとしたハンドルに換装したいなあと思案しつつ早5年・・・