30年、さらに20年
[PRESS RELEASE] スウォッチ・グループ・ジャパン株式会社(2007年8月付)
ニコラス・G・ハイエックセンター Cite du Tempsにて
オメガ スピードマスター50周年エキシビション開催
一昨日、某非公開掲示板で開催を知る。会期3日間ですって。
昨日、銀座に出るついでに寄ろうと思いながら、お昼寝で寝坊して時間ぎりぎりになっちゃいました。
スピードマスターという腕時計は、米国の宇宙飛行士の装備として、市販品の中から採用されたことで有名です。
会場はなにやら美術展のような雰囲気。宇宙開発史などの掲示や動画とともに、歴代の実機が展示されています。
1957年の初代機の実物を初めて見たことが収穫でした。これはごく稀少だそうで、まさに博物館モノですね。
'70年代に入ってからの OMEGA cal.1045 すなわち Lemania cal.5100 搭載の製品は多数あれど。
わが ref.376.0822 *1 は残念ながら掲示による紹介のみで、実機展示はなし。
Lemania 5100搭載機で唯一"Moon Watch"と同じ外観を具えたもので、'87年に2000個だけ製造されたと伝えられています。
初代から30年目の製品にして、それからまた20年たっちゃったわけですね。
もう1つ、わが ref.3291.50 *2 は、NASAの次世代スペースシャトルX-33と同じコードネームで開発されたものです。
これの試作機は市販品と大きく異なっているので、実機展示を期待したけど、市販品の掲示があったのみでした。
NASAのX-33計画が頓挫、時計も製造中止となったようですが、最近のスペースシャトル乗員には支給が続いているようです*3。
帰りに配布された冊子は布張金箔押80頁の豪華なものでした。
表紙を背景に、画像左から OMEGA Speedmaster ref.376.0822、ref.3291.50。