饂飩ではなくてカレーです。
生牡蠣入り冬の夜スープカレーバジル版といった趣きです。
しっかりしたからさにしてからすぎず。胃でも味わうことのできるほどのからさにして頭頂から蒸気の抜けるに到らず。
牡蠣はそのナマグササをカレー全域に及ぼして存在を主張せんとす。たとえ身がなかったとしても牡蠣カレー以外の何物でもありえず。
附加註文のカレー煮卵はからさ以外のあらゆる旨味がしみこんでいるかのようでした。
その後、閉店後の鯛焼き屋さんを訪ねると、品書きに曰く、
鯛うどん うどんは入っていません。
じつはカレー入り鯛焼きであるらしい。この地では商標のうどんはカレーを意味するのか〜
