原典にあたれ

昨日付及びコメント欄からつづく。


報道文を読んですぐ原典にあたらねばと思い、横浜市の頁を概観したものの、提言書に関する記述は見当たらなかったのです。
で、横浜市コールセンターというところに電話。所轄部署の電話番号をききだすのに10分以上かかりました。
提言書の公表時期・方法は現在検討中なので、決まり次第電話を下さるそうです。


ついでに提言の概要をおききしたところ、その基本的な考え方は、「駐輪需要コントロール」ですって!?
報道文「乗り入れる自転車の数を制限」「乗り入れを規制」とは少々趣きを異にするようです。
発表資料は西区の頁に掲出済みとのこと。

記者発表資料
平成20年3月19日
西土木事務所副所長 丸林 和弘
電話 242−1313


横浜駅周辺の放置自転車対策に関し、検討委員会より提言書が答申されます


駐輪需要コントロールの視点から、初めて本格的に検討しました
(略)


1 提言書の概要
横浜駅周辺における快適な自転車利用のために、「駐輪需要のコントロール」を実現する最重要施策と、それを補足する2つの重点施策を総合的に実施していくことを提言します。


最重要施策 駐輪需要のコントロールと市営駐輪場の効率利用の促進
 横浜駅周辺:需要コントロール手法の適用による横浜駅周辺への自転車乗入の適正化と既存駐輪施設の利用促進
 近隣の駅 :駐輪場整備及び利用促進による横浜駅への自転車乗入適正化


重点施策A 既存のオープンスペースを活用した駐輪場整備
 主に短時間駐輪である買物・娯楽目的での自転車利用者に向けた駐輪場の供給による、秩序だった、交通や歩行を阻害しない駐輪利用の促進


重点施策B 市と地元の協働組織による自転車の適正利用に向けた啓発活動の実施
 違法駐輪対策に加えて、適正な自転車利用を推進するために、一般市民、利用者、地元事業者、行政が参加する組織を立ち上げ、快適で適正な自転車利用を推進する、広報、パトロール、啓発等の実施


2 提言書の答申について
(略)

「需要コントロール手法」が今ひとつはっきりしないものの、とんでもない内容を含んだものではなさそうです。
とはいえ、PDF版資料(210KB)には気になる表現があります。

誘導策、規制策による需要コントロール


やはり提言書全文にあたるほかありません。