翡翠の如く
きのふのおひる 銀杏づくし@実家
会社の男子から銀杏をどっさりいただきました。横浜山手で犬の散歩をしながら拾い集めたのだとか。
うちだけで食べきれるか心もとなく、実家に持参することに。
殻を割るのに、うちには人形でない胡桃割はあるけど、銀杏割りなんてのはありません。ではラジオペンチを使ってみよう･･･
しかし、うまくいきません。力が入り過ぎて実までつぶれちゃうんです。
あゆこさんはとんかち作戦。おふくろはわたくしが生まれたころからうちにある古いやっとこを使って、うまくいってるみたいです。
きれいに割れたのは炊き込みごはんに。さっと湯がいて熱いうちに薄皮をむきます。冷めるととたんにむきにくくなるので注意。
調味は塩と酒と昆布と椎茸。
潰れた銀杏は炒めものに。湯がき薄皮むきは省略です。
鶏のはつを鉄鍋で炒め、脂が溶けたところで銀杏投入。さらに長葱を白・青の順に、あげぎわに山あさつき*1を少々。
炒めるうちに薄皮はひとりでにむけて、葱のこげたかすみたいになっちゃいました。
適度な脂くささ青くささが心地よい。
銀杏ごはんはまさに日本の秋の味覚であります。銀杏を味わいつくした昼餉でした。
