「普通弁当」対決

きのふのおひるは職場至近で調達。
いつもは持ち運びに便利な小ぶりのものを選ぶから、こういうときは大判のものにしよう。
かわいい部下はおひるぬきで早く帰るというけど、少しはつまめるものがよかろう。


というわけで、期せずして幕の内ふうとサンドヰッチという選択。
これらは斯界では「普通弁当」などと呼ばれ、とかく没個性になりがちなのであるが。
そこはそれ、脳で食べる*1要素は能書き次第で味わい深いものとなる。

宮城まるごと弁当 おしながき
気仙沼名産フカヒレのあんかけチンゲン菜添え / 仙台名物 牛たん入りコロッケ / 大河原産みちのく「もち豚」の仙台味噌焼きと季節の地場野菜 / 県産牛肉とエリンギの甘辛炒め / 県北産みちのく鶏の照焼きと県産卵の玉子焼き / 気仙沼産さんまの竜田揚げ / 仙台名産笹かまぼこと長茄子漬 / 仙台駄菓子と季節の果物 / 宮城県産ひとめぼれと県産梅干し / 宮城名物はらこめし 藩政時代から続く伝統ある県南地方(亘理町)の郷土料理です。 / 宮城県産みやこがねの赤飯 / 宮城県産ひとめぼれ季節のご飯

いやこれは能書きだけではない。意外にも動物性が豊富かつ多彩で存分にたのしめた。
季節のご飯は筍というのもよい。


しかし、サンドヰッチはかわいい部下の食指を動かすには到らず。
では持ち帰ってあゆこさんと食べるとしよう。あゆこさんはこういうの好きだからね。

鎌倉ハム サンドウヰッチ
日本初の駅弁「サンドウィッチ」誕生秘話
 大船軒創業者の富岡周蔵が明治政府の要人・黒田清隆から薦められ、自ら考案した「サンドウィッチ」は好評を博し大船の名物となりました。明治三十二年のことでした。

案の定ハムとマーガリンの風味が往時の新幹線ビュッフェとか車内販売とかの雰囲気を思い出させてくれて好評。