文学


昨日付からつづく。

吉村昭さん「三陸海岸津波」 歴史の教訓 注目集まる
緊急増刷 印税は被災地に



作家の故吉村昭さんの記録文学三陸海岸津波」が東日本大震災以降、幅広く読まれている。(略)
吉村さんは、岩手県田野畑村を舞台にした小説「星への旅」の執筆をきっかけに、村民と交流を深めた。(略)


日本経済新聞 '11/4/9(土)夕刊3版

件の文献が文学であるかはさておき。「星への旅」を読んだのは16歳のとき。
この著者には珍しい文学短篇で、断崖から身を投げ絶命するまでの一瞬を詳細に叙述しているのが印象的だった。
舞台が田野畑村とは知らなかった。これまで3回訪ねているのに。
鵜の巣断崖海上にせり出している。柵の外へ出て崖っぷちから2百m下の海面を見た。