ソシュール関係


丸山圭三郎ソシュールに真摯に向き合っていた時代を代表する著作は1〜3くらいか。万人にお薦めできそうなのはこのへん。
晩年近く、氏独自の哲学を展開するに到り、なかなかついていくのがたいへんになりました。


そういや、若きkogのしたためた恋文は記号学吉本隆明初期詩篇の影響を色濃く受けていたわけですが、逆効果だったみたいだなあ。


丸山圭三郎
1 「文化記号学の可能性」日本放送出版協会、1983年。ISBN:4140090863
2 「ソシュ−ルを読む」岩波セミナ−ブックス、岩波書店、1983年。ISBN:4000048724
3 「欲望のウロボロス勁草書房、1985年。ISBN:4326151587


フェルディナン・ド・ソシュ−ル
4 「一般言語学講義」小林英夫 訳、岩波書店、1986年。ISBN:4000000896


ジャン・ボ−ドリヤ−ル
5 「象徴交換と死」今村仁司 訳、筑摩書房、1982年。ISBN:4480851909


このさいついでに。
吉本隆明全著作集」勁草書房
6 「1 定本詩集」、1968年。ISBN:4326898380
7 「2 初期詩篇1」、1968年。ISBN:4326898399
8 「3 初期詩篇2」、1969年。ISBN:4326898402
この時代の著作は、ソシュールとの直接の関係はほとんどないと思われます。