ずの秘密

昨日のできごと。
なまずカレーをつくってたべよう!というロイさんの企画。会場の豪腕ままっちぃさま宅に集ひしは、
はなさん、owakiさん、RAYさん、うっきーさん、kimrinさん、ドタ参と伝えられる某氏、マッチーさん、こばさんという面々。


なまず4尾、ロイさんが捌きはじめます。わたくしは頭をもらいうけ、こいつをどう料理するか思案。
頭を切断面から覗いてみると、どうも頭の側にわたの片鱗が残されてるもようです。
背中に向かって大きくのびる頭蓋骨の腹側は、やわらかな白い皮。ここを注意深く切り開くとはたして、脂の塊に覆われて、わた一式がおさまっていました。
頭蓋骨の下側にわたも脂も血合も集中しているのです。なるほど、身の淡白すぎるほどの味わいは、脂が身から分離されていればゆえのことであったのか!


最初の1尾では頭蓋骨を分解してみたものの、素材になりそうなところはあまりなさそうです。
頭ごとじっくり煮こむ手もありませうが、どうも食卓のはらぺこ一同はそれを待ってる雰囲気でもなく、肝と脂塊だけをとりだして使うことにしました。
内臓とか腹の白い皮とか、それぞれの部位ごとに、鍋料理の素材にでもしてみたい気がしました。ふぐの七つ道具みたいに。


脂塊とタイ生姜などの炒めはこばさんの手に委ねられます。脂塊からとけだす脂はじつに豊潤でした。
剥がすのが難しい皮も、少し煮るだけでおいしくいただけました。
次回は骨ごと煮こむやりかたなども試してみたい。


主要部位写真。

左上: 下面の白皮を除いた頭蓋骨。
右上: 頭蓋骨正面。
左中: 内臓脂肪の塊。
左下: 下顎骨部。
右下: 肝。