愚策の上塗りをしてはなるまい
本日付各紙報道に接す。
「子供の自転車、歩道もOKに・警察庁の懇談会提言」 日経 13:26
「自転車の歩道通行解禁へ 子供運転や危険車道に限定」 産経 10:42
「自転車、歩道走行認めるルール作り 事故急増で警察庁」 朝日 17:42
一読して思うに。
自転車を交通手段として活用するために、自転車を車道で自動車と共存させるにはどうするか、という視点はいずこにありや。
この問題の解決にあたって、道路交通の大宗をなす自動車が当事者でなくてよいのか。
報道を読むかぎりでは、正確なことはわかりません。まずは、提言全文を入手するにはどうすればよいかな。
その後は法案作成過程で随時、行政文書開示請求を行っていくか。
パブリックコメント募集段階では手遅れという感じがします。いや、提言が出てしまった今がすでに手遅れなのか。
懇談会構成員は公表されていたので、個別にはたらきかける手はあったはずですが。うかつでしたか。
さしあたり、現行法における自転車の車道通行の定めに制限の加えられるようなことのなきよう、あらゆる手を尽くさねば。
関連拙稿・リンクなど下掲。
1 「自転車から世の中へ」(第1回自転車パレード趣旨)'04/4/1付。
2 「自転車の車道通行禁止法案に関する経緯まとめ」'05/6/22付。
3 「交通手段」(日記内自由後検索結果)。