あなごだし

きのふと同じくらいのころあいに、けふは立呑屋に行こうということになって4人で繰り出す。単身赴任で帰省する人もいたので小1時間で散会。
じつはここからきのふの麺屋まで1ブロックもないのでありんす。呑んだあとはへしこ茶漬だ!ってことになったのでした。
がしかし。着席して註文しようとしたら、茶漬は未だやってないんですと。残念。10月に開業したばかりだからね。
というわけで、2種しかない麺献立のもう一方、辛版をいただくことにしました。


一見、きのふの塩ラーメンに辣油をあしらったという雰囲気です。でも見た目よりけっこうからい。
からさはどこか明太子を思わせます。鱈子らしきものの痕跡はないのですが。
女将に訊いてみたら、明太子など使ってないとのこと。唐辛子系の香辛料と蝦や貝などを調合してる由。
魚だしと塩と相俟って明太子を思い出させる風味になってるのでしょうね。


食後のだし椀を頼むと、「きのふと同じですね」なんてんで。すっかりおぼえられてしまったようです。
だしだけで味わうと、きのふよりずっと魚らしい存在感があります。掲示を見ると、イサキが穴子にかわってました。
なるほど穴子のあらときたひにゃけっこう個性的かもしれません。