方針堅持

kogkog2010-01-10


休日出勤途上、職場最寄駅を下りると、あと10分ほどで駅前百貨店の開く時刻である。
地下1階入口前のものすごい行列は、なになに、駅弁大会? 7階直行エレベーターを待つ人々だって。ふーん。
出勤途上に偶々行きあったのだからしかたがない。催事のためにわざわざ出かけて行かないという信条は堅持している。


もうひとつの信条は行列に並ばぬこと。
では並ばずに開店を待つことにしよう。行列とは別に入口前で待ってるのは3人ほど。地下1階の入口はアナ場だね。
店が開いて、勝手知ったるエスカレーターの順路に従って会場まで3分。これゃ直行エレベーター順番待ちより速い。


偶々早く着いたんだから日ごろ入手難のものを狙おう。
言わずと知れた龍馬銘柄、しかも初日にテレビで紹介されちゃったやつだ。
平日は整理券を入手したとしても指定の受領時間帯に来れないけど、休日出勤なら融通がきく。
券配付ならすぐすむはずだから、行列に並んでも信条違反とはなるまい。


しかし。列はなかなか進まぬ。案内の係員に訊くと、整理券配付前の現物直売分を捌いてるんだそうな。
並ばぬ主義に反したといっても、整理券配付の列と誤解したがゆえのこととして許されるであろう。


結局入手まで10分ほどかかった。いっしょに並んだ年配のご婦人がいろいろ話してくれた。
陶芸をやってるので器に興味があるとか、昨日も来たけど入手できなかったとか。