貝と酒の親和と神話

けふの夜食 鳥取県 山陰本線/米子駅 赤貝めし


鯨椀入手後、大混雑の催事場を移動しながら通りかかった実演店ですぐ買えた。
鯖鮨で知られる老舗がこういうのを扱ってたとは意外。


掛紙には「古代神話の時代から伝わる 赤貝と地酒の素朴な郷土の味。」とある。
裏に「ふるさと風土記 赤貝めし物語」と題して詳しい謂れが記されている。
大国主命(おおくにぬしのみこと)を赤貝姫(きさかひめ)と浅蜊姫(うむかひめ)が救った。須佐之男命(すさのおのみこと)は八塩折酒(やしおおりのさけ)で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した。


蓋をあけるとたちのぼる。磯のかおり、貝のナマ風味、醸造系あるいは醗酵系の調味のおくゆかしさ。